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営業設備の配置図の記入例

配置図の作成

配置図の記入欄は営業設備の大要の裏面にあります。

この用紙には店舗の客室や調理場などの施設に備えつける営業設備のレイアウトを書きます。

店舗の位置を示す施設周辺の見取図を記入する欄も併せて記載して下さい。

 

営業設備の配置図の書き方

 

次の見本は、他で作った図面をわかり易く張り付けてあるのですが、用紙に”図面は別途記載のものを参照下さい”と記載して、別の用紙で提出しても大丈夫です。

もちろん用紙に直接、手書きで書き込んでもいいです。

黒のボールペンか万年筆で定規を使用して保健所の方が見てわかり易いように記載しましょう。

 

営業設備の配置図見本

こちらは東京の用紙の見本となります。場所ごとに用紙がありますので確認をお願いします。

営業設備の配置図見本

営業設備の配置図見本

こんな感じになります。

 

記載する飲食店の施設と設備

こちらが配置図の画像を大きくしたものです。このように必要なものを書き込んでいきます。

飲食店の施設と設備の配置図

配置図見本

次は項目ごとに、それぞれの内容を見ていきます。

 

調理場と客席

店舗の寸法を測ったら、続いて調理場と客席を測ります。そこからそれぞれの面積を計算します。

 

私が使っているのは、手のひらサイズのレーザー測量器で測っています。面積まで自動で計算してくれるので便利ですが、通常は持っていないと思いますので、メジャーで測って下さい。

 

面積を計算するのは、きれいな四角形の調理場・客席のところも少ないと思いますので、長方形と台形・長方形と三角形みたいに分割して計算します。

 

測り終わったら作図をしていきます。壁は太線で書いて下さい。

 

調理場と客席は分かれていなければなりません。出入口には扉が必要ですので、キッチリ仕切られるように記入して下さい。

カウンターで仕切られている店舗も多いですが、その場合はカウンターの長さもしっかり書きましょう。

 

シンク

流しは2層を書き込みます。食器洗浄機があればそれも書き入れて下さい。

湯沸かし器の場所も記入します。

 

手洗器と消毒装置

手洗器は調理場とトイレの2か所を書き込みます。消毒装置の位置も書き入れるようにして下さい。

 

戸棚

戸棚は天板の方が収納部よりもサイズが大きいこともありますので、下で見えない収納部の長さのラインは、天板上に点線で記入するようにして下さい。

 

冷凍・冷蔵庫

冷凍庫・冷蔵庫をそれぞれ記入します。扉が開いたところを書き込みます。

 

ガスレンジ

コンロの数も書き表して、ダクトフードは点線でラインを引きます。

 

換気扇

太線の壁とは線種を変えて換気扇の場所を書き表します。

 

出入口

各出入口を全て記入するようにして下さい。

 

営業設備の配置図の書き方は以上です。続いて施設周辺の見取り図について説明します。

 

施設周辺の見取図の書き方

周辺施設の見取図記入例

周辺施設の見取図見本

申請する店舗がある場所の周辺地図を書きます。

店舗の位置がわかり易いように、目印となる駅や建物を記入します。

方角のマークも入れて書いてください。

場所によって記入する指定範囲がかわってきますので、確認してから書くようにしましょう。

 

申請場所の位置関係がわかればいいので、手書きで直接用紙に書き込んでも良いし、Excelなどで基になる地図を見て作ったものを貼りつけてもいいです。

半径を指定してgoogleマップに円が引けるWEBサイトとかも有りますので、そういったものを使うのも良いと思います。

 

まとめ

営業設備の配置図は、これを基に施設検査を行います。

申請先は保健所ですので衛生管理面を重点的に確認されます。

配置図に記載する内容も、そのあたりを中心に書き込むようにしましょう。

 

営業設備の大要の書き方はコチラ

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